山陽

SANYO LEATHER
PROJECT 02

ABOUT WHOSE LEATHER

誰のための革か。

創業100年を超える日本の総合タンナー・山陽。
「MAKER’S LEATHER つくる人の革を、つくる。」をスローガンに、長い年月をかけて積み重ねてきた革づくりの原点に立ち返りながら、新しい時代に向けて、企業だけではなく、様々なきっかけから始まる「ものづくりの可能性」を応援するプロジェクトを進めています。

「WHOSE LEATHER」は、その取り組みのひとつ。
共鳴できるパートナーとともに“どんな人のための革か?”をテーマに革の新しい可能性に挑戦し、プロトタイプを発信するプロジェクトです。
第一弾のパートナーは、文房具や事務用品で有名なコクヨさんが立ち上げた、新しい時代のワークとライフについて考えるTHINK OF THINGSというチーム。
“Thinker(考える人)”というコレクションを、ともに発表しました。

プロジェクトから生まれた7つのアイテムを、ぜひご覧ください。

WHOSE LEATHER PROJECT

#01 “THINKER”

革といえば、靴や鞄。
ずっと使えるものだから、定番のデザインのもの。
でも、定番だけにしておくのは、ちょっともったいない。

それでは素直に、「使う人」から
ものづくりを発想してはどうでしょうか?
そう、たとえば「Thinker(考える人)」のための革。

そこには、考える人の温度がある。
時間がある。 空間がある。 色がある。
考え方のクセもあれば、考えていない時間もある。

そんな人のために、どういうモノがあればいいのか。
そして、その革はどんな手触りを
感じさせてくれるものなのでしょうか。

ワークとライフを考えてきたTHINK OF THINGSと
革のことをずっと考えてきた山陽がはじめた
考える人のための、思考実験。

さあ、あなたもご一緒に考えてみませんか?

INTERVIEW

「暮らしを素敵に丁寧に。」をスローガンに、様々なものごとを伝えるWebメディア「キナリノ」様に「WHOSE LEATHER_THINKER」プロジェクトを取材していただきました。

WHOSE LEATHER PROJECT
#01 “THINKER”

THINKER’S
HAMMOCK

夢の中で考えよう。

「探しものは、探すのをやめたときに見つかる」
そんな歌の歌詞に、何度も救われてきた人のために。 牛半身の革を使った「座って考えるハンモック」と、牛一頭分の革を使った「寝て考えるハンモック」の2種類です。 “丈夫さと柔らかさ”という、相反する特性をクリアするためにしっかりとしたタンニン鞣しを施し、厚みを何度も見直しました。 一つひとつ丁寧に手で加工されたステッチが身体をやさしく包み、リラックスした状態でものを考えることができます。

PROCESS

生成り(100BASICの A-1 )のヌメ革を贅沢に使い、理想の心地よさを実現するため、試行錯誤を繰り返し「2mm」の厚さに辿り着きました。

WHOSE LEATHER PROJECT
#01 “THINKER”

THINKING
ABOUT YOU

新しい色が見える。

“Think”は、「考える」だけではなく「想う」でもあります。
まるでイギリスのバンド、Radioheadの名曲の歌詞のように誰かのことを想い、いつもその人のそばにいれたらと願う。
そんな思いが結晶した、ダイアモンド型と、ルビー型の革のブローチ。 深まる想いとともに、また新たな魅力を発見する過程を、使い込まれるほどに、新しく下地の鮮やかな色が表れる特別なアドバンレザーで表現しました。 一日ごとに新しく、深まっていく色味を、お楽しみください。

PROCESS

KOKUYOの皆さまに革の様々な加工技術をご紹介したとき、興味を持っていただいたのがこのクロム革の「ガラスアドバン仕上げ」。
「革のブローチ」というアイディアに対して、仕上げのバリエーションとしてトーン差・2色展開等をご提案。
使い込むほど、夕焼けのようなオレンジ色や群青色に変化するよう、アドバンレザーの厚みや色味を設計しました。

WHOSE LEATHER PROJECT
#01 “THINKER”

EUREKA!

発見は気持ちいい。

古代ギリシアの数学者・発明家であるアルキメデスがお風呂で「浮力」を発見したとき、彼が叫んだのが、「我、発見せり!」を意味するこの言葉。考える人がいつも待ち望んでいる「発見」を手助けするために考えられた、革のペーパーウエイトです。本物のヌメ革の手ざわり、自然なカーブを描く形に触れ、握りしめていると、本質的な考えを掴むことができ、歴史的名案が浮かぶ…かもしれません。

PROCESS

卵のような手触りを実現するため、型に合わせて2枚の革を貼り合わせ、つなぎ目を丹念に擦ってフラットにしました。革のデザインバリエーションとして、生成りの A-1 、銀付きシボアリ×ホワイトWAXの C-10 、銀付き本シュリンク×WAXの J-9 という3種をご指定いただいています。

WHOSE LEATHER PROJECT
#01 “THINKER”

NO THINK
DAY

考えなくていい。

ときには、考えることをやめる日も必要。
そう分かっていても、ついつい考え過ぎてしまう「思考中毒」気味の人のためにつくりました。この文字盤のない革の時計型ブレスレットは、「感じる」ことの大切さに気づかせてくれます。豊かに経年変化する上質なヌメ革を用いることで、数字を測るのではなく、重ねる時を感じるもの。考えることのレベルを上げたい人におすすめです。

PROCESS

「全面革使いの腕時計」をコンセプトに企画。立体型を作るため、ベルト部分と本体部分の厚みの差、本体の丸みを出せるよう試行錯誤を繰り返し、しっくり来る厚みと柔らかさにたどり着きました。革のデザインバリエーションとして、生成りの A-1 、銀付き洗い×WAXの E-9 (3.0㎜アップ)をご指定いただきました。

WHOSE LEATHER PROJECT
#01 “THINKER”

IDEAMAN

アイディアはお気軽に。

たとえばゴルフのスコアをメモするとき、何かのアンケートを書くときにもらう「あのペン」。
“クリップペンシル”と言われる安価なペンですが、カラフルな革のケースを付けることによってメモすることがちょっと楽しくなる、特別なものに。 おそらく、「世界一気軽に書けるペン」だからこそ、いつでもどこでも、いい考えが湧き出てしまう、あなたのようなアイディア人間にぴったりです。

PROCESS

手に馴染みやすく、滑りにくい銀すりスムース×素上げの B-1 をご指定いただき、仕上げに5色のカラーバリエーションを付けました。色づかいを楽しんでいただくため、「薄い・薄い」など様々な色味にこだわりました。

WHOSE LEATHER PROJECT
#01 “THINKER”

MILLIONAIRE
THINKING

お金とアタマの使いかた。

お金持ちになりたい、と人は思うもの。では、どうやったらお金持ちになれるのか。
その答えは、「お金持ちのように考え、行動すること」だと言われています。 お金に使われるのではなく、お金を使うこと。 紙のように薄くても丈夫で破れにくいヌメ革でできた「100万円封筒」を、あなたはどう使いますか? 大事なのは、目的もなくお金を貯めることではなく、何にお金を使うかに、頭を使うことなのかもしれません。

PROCESS

当初「革のA4ファイル入れ」や「革の封書入れ」の企画があり、社内便などとして人の手に渡るとき、双方向で経時変化を楽しめるものとしてのイメージがありましたが、「送るもの」の結実として「革の封筒」に辿り着きました。
革づくりの難しさとしては、極力薄い革でありながら、しっかりと成型できなければならないところ。
薄すぎると破れるし、厚すぎると封筒の形にならないのですが、厚みを限りなく紙に近づけるプロセスを形にすることができました。
革のバリエーションとして、生成りの A-1 と、ゴージャス感を楽しめる銀付き型押し×PMアンティック艶アリの G-8 を採用いただいています。

WHOSE LEATHER PROJECT
#01 “THINKER”

REMEMBER

思い出して。

アイディアを生み出すとき、大切なのは「思い出す」という作業だそうです。
目の前にあるものだけでなく、自分自身の人生の中で経験したこと、覚えていることを組み合わせることによって、新しいアイディアが生まれる。この革のシール「REMEMBER」は、たとえば手帳やPCなど、考えるための道具を手に入れたときの記念として貼っていただければと思い、つくりました。初心忘れるべからず。日ごとに深まっていく自身の思考に合わせ、深い色に変化していきます。

PROCESS

ものを買った日や、記念日などを刻印して貼り付ける革のシール。
購入日等の記録を経時変化で楽しむため、その変化が最も顕著に分かる生成り A-1 のヌメ革を使用しています。

LEATHER PROJECT
ARCHIVES

CLOSE