この度、株式会社山陽は2025年7月20日に就航するクルーズ客船「飛鳥Ⅲ」の企画「ASUKAⅢ meets 47都道府県」の1室、「兵庫県部屋」に参加いたします。山陽のオリジナルレザーアイテムブランド「TAANNERR（タァンネリル）」が、今企画のためにオリジナルアイテムを製作いたしました。

兵庫県部屋のテーマ「五感で感じる兵庫五国」の”視る・触れる”を感じられる、異なる革を使用したBOX型メガネケース2種（①ピットヌメ革 手染め　②キップレザー）で、姫路の地場産業である「革」の魅力をお伝えしていきます。

また、山陽が得意とする機能性レザー「防水性のある革」のコースターもご用意。レザーコースターはお部屋でお使いいただいた後、お持ち帰り可能で、引き続き、ご自宅でもご使用いただけます。

「ASUKAⅢ meets 47都道府県」プロジェクトについて

クルーズ船「飛鳥Ⅲ」の「ミッドシップスイート」54室のうち、47室を対象とした企画です。各都道府県が割り当てられた客室で、地域の文化や伝統工芸、特産品を楽しんでいただき、各地域の魅力と出会い、再発見の場を創出することを目的とされています。

「飛鳥Ⅲ」（郵船クルーズ提供）

【兵庫県部屋（客室番号1103）について】
プロデュース：株式会社みなと銀行 様
部屋のテーマ：「五感で感じる兵庫五国」

五国のひとつ「播磨」エリアに位置する姫路市は、古くから日本有数の革産地として栄えてきました。「革の聖地・姫路」で、1世紀以上の歴史をもつ日本屈指のタンナーである山陽。「兵庫県部屋」のお客様が姫路の革の魅力に触れられて、船旅でもご活用できる「TAANNERR」オリジナルアイテムをご提案し、採用いただきました。

詳しくは下記をご覧ください。
【飛鳥Ⅲ公式サイト】
【ASUKAⅢ meets 47都道府県 特設サイト内、兵庫県部屋のご紹介】

革の表情が異なる2種のメガネケースを制作

船旅では通常のメガネに加え、サングラスをご使用されるお客様も多いことから、2本収納可能なBOX型メガネケースを製作いたしました。さらに鞣(なめ)し方が異なる革素材を楽しんでいただけるよう、2種類ご用意。内装の仕切りは取り外しでき、貴重品や常備薬など、持ち物に合わせて自由な使い方ができます。製作は革を知り尽くした地元・姫路の職人が1点1点丁寧に行いました。

①ピットヌメ革 手染め（植物タンニン鞣し）
「飛鳥Ⅲから見られる海に沈む夕陽」をイメージし、TAANNERRの手染め職人が革に色付けした1点もの。熟練の技術でレッド、イエロー、カーキなど、複数の染料を重ね、奥深い色合いを表現しています。繊維が密に詰まっている山陽の本ヌメ革と職人の高い技術により完成する特別なメガネケースです。

②キップレザー（クロム鞣し）
キップ(生後約6ヶ月〜約２年の牛の革)を使用したベーシックなタイプ。ツヤ感がでるように仕上げられた革で、触れるたびにキメ細やかさを感じられます。ファスナーの引手部分は工場内で使用されている革を移動させる道具「ウマ」の形をモチーフにした持ちやすい形に工夫されています。

【製品情報】
素材：外装／牛革　内装／生地
ファスナー：YKK® の最高級ファスナー(EXCELLA®)
サイズ：W185xH55xD110mm
重量：手染め／約222g、キップレザー(ブラウン)／約213g

お土産品として防水革コースターもご用意

TAANNERRの製品ラインナップ「防水革」シリーズと同じ革でコースターを製作。水に強い素材のため、水分が付着しても拭き取りやすく、気兼ねなくご使用いただけます。

【製品情報】
色：ブラック、ブラウン、ネイビーの3色展開
素材：外装／牛革　サイズ：W95xH95mm
※客室には2枚1組でご用意いたします。