REASON

TECHNOLOGICAL STRENGTH

長年の歴史で培ってきた技術と経験、
山陽ならではの設備が、
最良のレザーを生みだす

TECHNIC 01

“同じ轍は踏まない”を信念に、膨大なデータを参考に
染料の調整を繰り返し、オーダーの色味を表現する

革は、厚み・風合い・色味が品質の3大要素で、その内の色の出来を左右するのが染色工程です。山陽は歴史が長い分、膨大な色データがあり受け継いだ資料には、2000を超える番号が割り当てられているほど。お客様が希望される色を表現するまで何度もサンプルを作り、その都度、染料の配合を記録し、新たなデータを収めます。配合が0.001%でも違うと色は変わってしまい、色数を増やすと色合いが乱れやすくなります。なので、なるべく配合の色数はシンプルに設計することを心がけています。また、革の色は仕上げの塗装を経て完成となるので、それを見越した染色を考え、塗装への引き継ぎも大切にし、満足いただける仕上がりを追求しています。

革の染料の確認を行っている画像蓬来一真〈平成31年 入社〉

TECHNIC 02

風合いや色、触り心地まで決まる、塗装の難しさ。
絶妙な表現やこだわり、ご要望にとことん寄り添う

塗装は一定のスピードで同じ量の塗料を吹き付けることが重要ですが、まだ経験は短いものの、趣味の筋トレで養った感覚や力加減のおかげか「ええ仕上がりやん」と褒められることも。塗装の出来はあらゆる面でチェックします。まず上からや横、斜めなど色々な角度から確認。そして、光によっても見え方が変わるので、山陽ではお客様が製品をつくる環境を想定したライティング設備が設けられています。私は未だお客様の元には行っていませんが、上司の松浦さんは何度も足を運び、時にはデザイナーの方と仕上がりイメージを打ち合わせしています。熟練の先輩の指導を受け、知識を広げて技術と経験を磨き、ますます山陽品質を高められたらと思います。

革の塗装の出来をチェックしている画像左から、髙田来人〈令和元年 入社〉、松浦弘明〈平成元年 入社〉

TECHNIC 03

国内唯一の検査機をはじめ、充実の試験設備で、
スピーディな素材開発、多様な品質基準に対応

革の伸縮性や強度など、物理的性質は国内基準が決まっていますが、メーカー様で独自に厳しい基準を設けている場合もあります。山陽はタンナーでは珍しく、社内に検査設備を揃えているため、さまざまな基準に合わせた革づくりができ、その結果を各職人と共有することで、品質や技術の向上にもつなげています。なかでも珍しいのは、GORE-TEXフットウェアの製品試験にも使われる透湿試験装置です。日本の皮革業界では当社のみが有する機材で、GORE-TEXフットウェアに対応する透湿レザーの製作も請け負っています。通常は海外へ試験を依頼することになるので、その分、開発期間を必要としますが、山陽ではスピーディーに対応できるのも強みです。

革の品質検査を行っている画像小﨑勉〈平成9年 入社〉

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