PRODUCTS

LEATHER製品

質感・風合い・厚さ・色・機能性 etc.
山陽レザーはフルオーダーシステムです

ABOUT SKIN

原皮の種類

カーフスキン

生後6ヶ月以内の仔牛の革。肌のキメが美しく、薄く柔らか。上質な質感と希少性の高さから最高級とされる。
キップスキン

生後6ヶ月〜２年の牛の革。カーフの次にキメが細かく、やや厚手。ステアよりはサイズが小ぶり。
ステアハイド

雄の成牛で生後3〜6ヶ月の間に去勢を受けたもの。カーフやキップよりはキメが粗いものの、厚く耐久性が高い。

TANNING

鞣し方法

植物タンニン鞣し

厚く堅牢な革で、使うほど表面は丈夫に、質感は柔らかになり、手になじむように。育てる楽しみのある革がつくれる、環境に最も優しい鞣し方。
クロム鞣し

弾力性のある滑らかな革ができ、柔軟で強度も優れ、製品への汎用性が高い。約100年前にドイツで開発された鞣し方法。
白革鞣し

姫路に古くから伝わる「姫路白鞣し」に着想を得た山陽オリジナルの白革鞣しは、純白に近いほどの白さになり柔軟性も高い。革本来の風合いを生かしつつ繊細な色味を表現するのに最適。

STYLE

加工方法（革タイプ）

見た目や質感、手触りなど、加工を施すことで、さまざまな雰囲気の革に仕立てることができます。

銀付き革

銀面と呼ばれる革の表面の風合いを生かした革で、靴やバッグ、衣料、家具など用途は広い。

スエード

革の裏側を起毛させ、ベルベット状に毛羽立てた革。主に仔牛を用い、靴やハンドバック、衣料に使われる。

ヌバック

革の銀面（表面）を起毛させた革で、スエードより毛羽が短い。靴、バッグ、衣料に用いることが多い。

型押し革

革の銀面をプレスで加熱・加圧し、さまざまな模様をつけた革。山陽では約1,000種類に対応。靴や衣料などに用いる。

ガラス張り革

サンドペーパーをかけてキメなど表面を均一に整え、しっかりと塗装した革。主に靴やカバンに用いる。

ヌメ革

成牛を植物タンニンで鞣した厚く丈夫な革。カバンやベルト、レザークラフトなどに用い、馬の鞍にも使用される。

FINISHING

仕上げ方法

仕上げ剤や方法の組み合わせで、風合いや質感を調整し、イメージに合わせた革に仕上げます。

素上げ調

仕上げ剤をあまり使わず、フェルトバフなどで革を磨き、自然なツヤ感を出す方法。

アニリン調

透明感のある染料を使い、銀面の表情を生かす仕上げ。顔料を少量用いるセミアニリン仕上げもある。

顔料

銀面のキズを隠すカバー力が高く、均一に着色できる一方で透明感はアニリン調より低い。

グレージング

めのうやガラス、金属のローラーで圧力と摩擦を加えることで、上品な光沢を与える方法。

アンティーク

ムラ模様などができるように染料を塗布し、古風（ヴィンテージ）な印象をプラスする仕上げ。

エナメル

厚めの皮膜ができる上塗り剤を使用した、強く美しいツヤを与える仕上げ。撥水性が高い。

パール・メタリック

上塗り剤にパールエッセンスやブロンズ粉などを配合し、光沢感を表現する仕上げ方法。

FUNCTIONALITY

機能性

難燃性

古くは火消しの防火着に利用されたほど、もともと革は燃えにくく、防炎加工によって難燃性はさらに向上。乗り物シートやカーレーサー衣料、航空機座席などに最適な加工です。
抗菌

天然物系や無機系など、さまざまな抗菌剤を、スプレー法、浸漬法といった方法で革に抗菌性を与えます。抗菌処理によって製品使用の快適性が高まるうえ、革の質感や状態の維持にも。
防水性

仕上げ工程で、撥水性や耐水性、防水性をプラスすることで、雨などによるシミを防ぎます。フッ素フリーの防水加工や、“洗える”特殊な革に仕上げることも可能。

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