山陽Letter
【山陽レザー】#005 サバナオイル/サバナワックス
山陽Letter
みなさんの身近に「山陽レザー」では、当社の革が使われている商品をシリーズでご紹介しています。
今回は、アウトドアガレージブランド gemelli (ジェメリ)様のコーヒーフィルターケースをご紹介します。
この記事を書いている日は、今季一番の寒波到来ということで山陽の本社がある兵庫県姫路市では積雪はありませんでしたが、寒い日を過ごしています。
私は、こんな日は温かいコーヒーを飲みたくなるのですが、ちょっとした一息の時間をレザーのフィルターケースが彩ってくれるかもしれませんね。
gemelli様は、私たち山陽と同じ兵庫県姫路市の工房で革のアウトドア用品を製造・販売されています。
革製品の製造・販売を始められたのは2022年とのことで、今年3年目に入られる新しいブランドです。
作られている革製品はどれもオリジナルで、アウトドア・シーンを彩ってくれるキャンプギア達です。
実は、gemelli様とは工房を始められた時から私たちの山陽レザーをご採用頂いています。
また2022年5月に始まった山陽の工場見学イベント「山陽レザー・デー」の記念すべき第1回目にご参加頂き、革が出来る工程も見られた上でこれから製品化する製品の革を決めて頂いたということもあり、山陽との縁を感じます。
(工場見学イベント「山陽レザー・デー」について、詳しくはこちらをご覧ください。)
今回、ご紹介する「コーヒーフィルターケース」は、山陽の本ヌメ革を使って頂いています。
本ヌメ革は、この読み物でも何度かご紹介しておりますが、ピット槽というタンニン液で満たされたプールの中に、約1ヵ月間漬け込み、しっかりと鞣した革です。使用しているタンニンはミモザという植物から抽出した物です。(フルベジタブルタンニン鞣し革)
そのなかでも、特にナチュラル感が感じられるオイルスムース・タイプの革を使って頂いています。
程よくオイルを浸透させているので、触感も良く、何よりも革らしさを十分に感じる革です。使い続けて頂くと、飴色に変化する「エイジング(経年変化)」も十分に楽しんで頂けます。
またフィルターケースの作りにも、こだわりを持たれています。
まず目が行くのが金色の「真鍮製のコーヒー豆」です。このコーヒー豆に行き着くまでにもかなり探されたとか。
形も「台形型」「円錐型」どちらのフィルターにも対応できるような作りになっていますので、もしドリッパーが変わっても安心して使えますね。
もともとはキャンプでコーヒーを淹れる時に使うキャンプ・ギア(キャンプ用品)として企画されたそうなのですが、家での朝食やコーヒータイムでも気分を盛り上げてくれそうですね。
あと、ご紹介したコーヒーフィルターケース以外にも、「STANLEY(スタンレー) のランチボックス専用レザーハンドルセット」や「4w1hホットサンドソロ専用レザーケース」でも山陽の本ヌメ革を使って頂いています。
ご興味のある方は、ショップサイトもご覧いただければと思います。
山陽の本ヌメ革を使った製品をご紹介しました。
本日はここまで
また次回に。
・gemelli公式サイト
https://gemellicamp.theshop.jp/
・gemelli公式インスタグラム
https://www.instagram.com/gemelli_camp/
・山陽レザー・デーについて(1ヵ月に1回 開催しています。)
https://sanyotan.co.jp/sanyoleatherday
・山陽の本ヌメ革についてご興味を持たれた方は、お問合せフォームからご一報ください。ご相談からでも問題ございません。
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