山陽Letter
【山陽レザー】#006 アーマー(グローブひも用革) ~「切れない革」を目指して
革製品について
前回に引き続き天然皮革製品としての魅力をお話したいと思います。
(前回の文章を読まれていない方は、「人生の友になる「一品」 ~天然皮革製品~ (1)」をご覧ください。)
前回は、機能的な部分の中心にご紹介しました。
私、個人的には機能的な部分もさることながら、天然皮革ならではのプレミアム感を感じられる事が、魅力だと思っています。
もちろんの事ですが、革は元々、動物の表面を覆っていた皮ですので、それぞれの個体差があり、よく見ると皺や血筋や傷跡などが見えます。生きていた証なのですが、この事でOnly Oneな一品になっていると思います。同じように作られた製品でも一品、一品違った表情を楽しむ事ができます。
これは特に「タンニンなめし」という方法で作られた革の特長なのですが、使っている間に、淡いベージュ色からアメ色に変化していきます。自分が使っていた証としてこのように変化していくことを愛好する人はたくさんいらっしゃいます。きれいに「育てられた」革製品は手放せなくなりますよ。
なんといっても他の素材には無い「高級感」があります。なかなか言葉でお伝えするのは難しいのですが、色・艶・質感は他のものとは一線を画したものだと感じます。
このことで、革製品は持ち主が「本物志向」、「良質な物を選ぶセンスがある」という印象を相手に与えることができます。
このように様々な魅力を持つ革製品。
皆さんのお手元にも、お気に入りの革製品をぜひ一つ置いて頂いて「人生の友」として頂ければと思います。
また、入学・就職シーズンが近づいてきています。人生の区切りに贈るプレゼントにも最適なものかなと思います。
では、また次回。
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