こんにちは。

山陽の読み物（NOTE）をお読みいただきありがとうございます。
今回は貼り合わせ革の２回目です。

前回は、フィルムを貼るという事で表面のデザイン性や耐久性を高めるといった革をご紹介しましたが、今回は「箔貼り」を施した革のご紹介です。

その字の通り「金箔」や「銀箔」、「錫箔（すずはく）」に代表されるように金属をごく薄く打ち延ばしたものを貼りつけたものです。

紙や家具などに施されたものをよく目にされるかと思いますが、革にも箔を貼り付けることは可能です。

このように革と箔は相性が良く、美しい効果を醸し出します。
こちらの箔貼りの場合は、耐久性の向上というよりも、装飾として施されることが多いです。
全体に箔が貼られることもありますが、地紋のように部分的に貼られることでも面白い効果が得られます。

前回に引き続き、貼り合わせ革をご紹介しました。

このような技術の事も知って頂くことで、皆様のお役に立てればと思います。

今回は、ここまで。
また次回に。