山陽Letter
靴磨き選手権大会 ~革靴にかける熱き戦い
革の世界
こんにちは。
山陽の読み物(NOTE)をお読みいただきありがとうございます。
今回と次回で張り合わせ革という革のご紹介をしたいと思います。
1回目では「フィルム貼り合わせ」についてお話しします。
表面に光沢があり、鮮やかな色や図柄が表された革を見たことがありますでしょうか?
以前にご紹介しました「エナメルレザー」や顔料系の塗料を使った革の場合もあるのですが、革の表面に薄いフィルムを貼っているものもあります。
これが、「フィルム貼り合わせ革」です。
フィルムを貼り合わせることで、塗装では表現できないような凝ったデザインが可能になります。
またフィルムの種類によっては表面の耐久性や防水性を高めます。
斬新な革製品づくりや表面の耐久性が必要となる鞄(例えばランドセルなど)ではしばしば使われる技術です。
銀付き革のような「革らしさ」というものは感じられなくなってしまいますが、革の可能性を広げる技術であると私は思っています。
このような技術にもご注目頂くことで、皆様の革製品づくりの可能性が広がりましたら幸いです。
今回は、ここまで。
また次回に。
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