山陽Letter
【山陽レザー】#006 アーマー(グローブひも用革) ~「切れない革」を目指して
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みなさんの身近に「山陽レザー」では、山陽の革が使われている商品をシリーズでご紹介しています。
今回は「SDGs」「サステナブル」なモノづくりの大切さが取り上げられている今、まさにその姿勢を体現したアイテムをご紹介します。
メイド・イン・ジャパンにこだわる靴メーカー、スコッチグレインさんの「マトリックスレザー」シリーズです。
まずは、こちらのアイテム「マトリックス」をご覧ください。
靴全体に施されたライン・アートが特徴的な一品です。
おそらく一目見るだけで皆さんの「記憶に残る」アイテムだと思います。
※以下のYouTube動画もご覧ください。
[SCOTCH GRAIN]ブランド40周年記念“MATRIX”
この靴に使われている革は、山陽の中でも強度などの品質には問題がないものの生きていた時の「キズ」や「虫食い」などがあり最下級の等級に位置付けられてしまっている革を敢えて選び、スコッチグレイン社長の廣川雅一さん自身が刃物でカッティングを施したものです。
最下級の革を使用することで「素材を無駄にしない」という靴づくりの姿勢も実践されています。
またカッティングの入り方は、『偶然の産物』のため2つと同じものが無い、まさに「オンリーワン」な革です。
「マトリックス」以外にも『マトリックスレザー』を使ったアイテムを製作頂いています。
紳士用の靴に加えて、女性用の靴にも展開されています。
また、靴以外にも『マトリックスレザー』を使った「トートバッグ」「ポーチ」「ベルト」もあります。
このような持続可能な世界を実現するための取り組みにご協力できていることは、当社としましても嬉しい限りです。
私たち山陽もサステナブルな革づくり、環境を保全するための企業活動を続けていきます。
では、また次回に。
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