山陽Letter
【山陽レザー】#006 アーマー(グローブひも用革) ~「切れない革」を目指して
山陽Letter
こんにちは。
山陽の読み物(NOTE)をご覧いただきましてありがとうございます。
今回は、関西大学様の「KANDAI×HOSEI SDGsWeeks2023」への出展の模様をレポートします。
KANDAI×HOSEI SDGsWeeks2023は、2021年から始まった3回目となる取り組みで、関西大学と法政大学のコラボレーションで行われています。
「実践知を磨き、考動する2週間」との副題のようにイベント期間中は、大学のみならずNPO法人や企業などによるセミナーや、シンポジウム、体験プログラムが実施されています。
今回、私たち山陽は、老舗ミシンメーカーの株式会社アックスヤマザキ様とのコラボレーション企画として出展させていただきました。来場された方に、アックスヤマザキ様の革も縫える「TOKYO OTOKOミシン」を使用して山陽の革で『ネーム入れにも使えるパスケース』をご自身で作って頂くという企画です。
11月21日(火)の開催当日は晴天に恵まれ、会場となった関西大学 千里山キャンパスの「悠久の庭」は、爽やかな秋の大学キャンパスそのもの。
開始と同時に学生の皆さんが来場いただき、若い活気を感じました。
また急遽、山陽のコーナーも設けて頂き、ミシンでのパスケースづくりの横で、革のハギレを使ったレザーチャームやレザーブレスレット作りも体験して頂きました。
レザーチャームづくりでは、革を生産する過程で発生するハギレ(端材)を使ったハートやキーホルダー型の革に、思い思いの言葉を刻印して、世界に一つだけのアクセサリーを作ってもらいました。
参加された方からは、「意外に出来る!」「難しいけど楽しい!」「初めて!」といった感想を頂きました。
加えて、今回の体験を通じて天然皮革が私たちの食生活を支えている食肉の副産物である事、つまり食肉を生産過程で生まれる皮(原皮)を、廃棄することなく活かしたものである事も知って頂き、「サステナビリティ」と「命を大切にすること」の意味を感じて頂くことも出来たのではないかと思っています。
これからも天然皮革の良さや使っていく意義を感じて頂ける取り組みを続けていきたいと思いました。
本日は、ここまで。
また次回に。
『KANDAI×HOSEI SDGsWeeks2023』は、2023年11月20日〜12月2日の2週間、関西大学様と法政大学様で実施されています。今回ご紹介しました企画以外にも多くの企画がありますので、関心のある方は以下の公式WEBサイトをご覧ください。
・関西大学「KANDAI×HOSEI SDGsWeeks2023」公式サイト
この度は、貴重な機会を頂きました関西大学様と株式会社アックスヤマザキ様に感謝いたします。ありがとうございました。
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