山陽Letter
【山陽レザー】#006 アーマー(グローブひも用革) ~「切れない革」を目指して
山陽Letter
こんにちは。
本日は、これから革を使った製品を作る職人を目指す皆さんに向けた山陽の取り組みをご紹介したいと思います。
山陽では、革製品を作られる企業の方、工房の方から一般市民の方まで広くご参加頂ける「山陽レザー・デー」を月1回、開催しています。今年5月の開始以来多くの方々にご参加頂いていますが、それ以外にも革製品の職人を目指す学校の皆さんからの工場見学もお受けしています。
今回、同じ兵庫県の豊岡市にある「かばん職人」の養成専門学校「Toyooka KABAN Artisan School」の皆さんが11月7日に、工場見学に来られました。
「Toyooka KABAN Artisan School」は全国でも有数のかばんの産地である豊岡で基本から幅広い知識、製鞄技術を学ぶ1年間の全日制のスクールです。
今回、参加されたのは全員で20名の皆さん。生徒の皆さんと講師の先生も参加されました。
原皮の倉庫からはじまり、鞣し前の工程、鞣し、染色・加脂、乾燥、仕上げといった全ての製革工程を約2時間、熱心にご覧いただいていました。
生徒の皆様にとって初めての経験であったかと思いますが、これから職人となって行かれる方々に革づくりの事を知って頂くことは、本当に嬉しいことです。「どのように作られているのか」や「革の良い点や不得意な点」などといった実際の姿を知って頂くことで、より親密な目線で完成度の高い製品を作っていけると感じています。ぜひこれからもより良い革製品を作っていけたらと思います。
また今回は、かばん職人を目指されている方々の見学だったのですが、それ以外にも靴を作られている学校の皆さん、服飾を作られている学校の皆さんの見学も定期的に受け入れてさせて頂いています。
このような活動を通じて、革製品づくり、ひいては皮革業界の振興の一助になりましたら幸いです。
本日はここまで。
また次回に。
CONTACT
革の製造をご依頼の方はこちらから。
その他、レザーにまつわる、さまざまな
お問い合わせを受け付けております。
メールでのお問い合わせ