株式会社山陽

 

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革の面積 Vol.3 ~第3の面積「スクエアメートル」~

こんにちは。
今回は、革の面積についてのVol.3です。

これまで革の大きさを測り、流通に使われている広さの単位について、「デシ」そして「スクエアフィート」というものをご紹介してきました。

今これをお読みになっている方としては、「それ以外にあるの?」という感想を持たれる方も多いのではないでしょうか。

実は、それら以外にもある程度一般的に使われている単位はあるのです。
それは、「スクエアメートル」です。
以前のスクエアフィートの話の中でヤード・ポンド法を使っている国やその国と取引をする事が多い国で使われていますよ、とお話ししました。
その理由は「ヤード・ポンド法を使っている国での単位」という事でした。しかし世界的に見ると「ヤード・ポンド法」を使っている国は、実際のところ少数派なのです。
多くの国々は、日本と同じ「メートル法」を標準の単位としています。とすると、その国々は「デシ」を使っているのかというと、実は1メートル四方を基準とした「スクエアメートル」つまり「平方メートル(㎡)」を革の面積単位として使っている国が多いです。
(むしろ、デシを使っている日本はマイナー派で、多くの国は「スクエアメートル」だそうです。)

さて、ここで突っ込みたくなる方も多いことでしょう。(私自身も、初めて知った時には、「なんでやねん!」と言ってしまいました・・・)

そうなんです。同じメートル法を使っている国々の中でも日本のようにデシを使う国と「スクエアメートル(平方メートル)」と使う国に分かれているのです。
国が変われば考え方や習慣も変わるという一例かもしれませんが。

タンナーならではの、ちょっと深い革の話をご紹介しました。

本日はここまで。
また次回に

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