山陽Letter
【山陽レザー】#006 アーマー(グローブひも用革) ~「切れない革」を目指して
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こんにちは。
山陽WEBサイトのブログをご覧いただきましてありがとうございます。
今年の山陽は、5月から7月までイベントが目白押しとなっています。今回もイベントのレポートとなりますが、どうぞお付き合いください。
ご紹介しますのは、ニュース&トピックスでもご紹介していましたLocalprime セレクト『山陽レザーフェア』です。
私たち山陽は、主に素材としてのレザー(革)を作っている会社ですので、革製品を製造する企業・工房の方々とのお付き合いが多く、一般市民の方々に触れあう機会は現在のところ多くありません。
しかも一般市民の方々と交流があるのは、合同で開催されるレザーフェア―にブース出展する時のみです。
ですが今回は、山陽1社のみ!というイベントを開催しました。
開催にあたっては、神姫バス様が運営されている地元兵庫県内地域の魅力を発信するメディア「Localprime」とのコラボレーションというバックアップを得て、実現しました。
開催日は、梅雨の真っただ中の2023年6月25日(日)。JR姫路駅の北口から歩いてわずか約1分という「キュエル姫路」の2階 特設会場で行われました。
この日は、4年ぶりの行われた「姫路ゆかたまつり」の日でもあり、道行く皆さんは色とりどりの浴衣を着て休日を楽しまれていました。
さて、それでは内容をご紹介していきます。
今回の山陽レザーフェアでは、イベントの目玉として、本革のレザーベルトづくりを体験できるワークショップを開催しました。
5月の下旬から予約を開始しましたが、6月の中頃には予約で満席、キャンセル待ちが出るといった状況でした。
ワークショップでは、ベルト革とバックル・留め革といった材料に自分自身でベルト穴を開け、革を磨き上げ、そして組み立てていくといった工程を楽しんで頂きました。
革をオイルや処理剤で磨き上げて頂く工程では、進むにつれて美しく仕上がっていく様子に感動されたり、「いつまでも磨いていたい!」といった仕上げにこだわりを持たれる言葉も頂きました。
そして出来上がった“オリジナル”ベルトに、皆さま満足頂きました。
今後も、どこかの機会に開催出来ればと思います。
当社の革を使った革小物やカット革を中心に、様々なレザーアイテムを即売しました。
お手頃な価格に驚かれたり、やっぱり革製品がいいよねといった声も頂きました。
レザーの事をもっと知って頂きたいという事で、「皮から革へ」と題して、レザーが出来ていく工程や、革が食肉の副産物から出来ているサステナブルな素材であるというお話をさせて頂きました。
参加頂きました皆様は、ベルトの素材にもなった革がどのように作られているのか、や無加工の革(キナリなど)などもご覧いただき、体験+学びを楽しんで頂きました。
昨年10月から販売を開始しましたTAANNERR(タァンネリル)の製品展示を行いました。今回は、新作のブックカバー、定期入れなども加えて、ご覧頂きました。
今回は、1日だけの開催となりましたが、また改めて「山陽レザー」を皆様に身近に感じて頂けるイベントを行っていきたいと思います。
そして残念ながらお越し頂けなかった皆様にも、ぜひ次回にお会いできましたら嬉しいです。
最後に、ご来場いただきました皆様、開催を企画し全面的なバックアップをしていただきました神姫バス様に心より感謝いたします。
それでは、またどこかでお会いしましょう!
また次回に。
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