山陽Letter
“本物” について考えてみる ~本革と言われるのはなぜ?
山陽Letter
こんにちは。
今回は、今秋の山陽のイベント出店 第2弾としてアウトドメーカーのスノーピーク様が主催する雪峰祭に伺いましたので、その模様をレポートさせていただきます。
「雪峰祭」はアウトドアに詳しい方であれば既知の盛大なイベントです。スノーピーク様がユーザーの方々、地域の皆様への感謝の気持ちを込めて年2回行われているイベントで、スノーピーク本社がある新潟県三条市のHEADQUARTERSをはじめ全国にあるスノーピーク様のキャンプフィールドで同時開催されるという規模の大きなものです。参加された皆様は、キャンプをされたり、催し物を楽しんだりとさまざま。
今秋の「雪峰祭2022秋」は10月15日~16日にて開催されました!
この度、10月15日に山陽はスノーピーク様のお声がけで、大阪府にある箕面キャンプフィールドにて老舗カバンメーカー(株)曽我部様とアウトドアクリエイター集団HikU様とのコラボレーション企画として出店させて頂きました。
今回、3社で企画を綿密に打ち合わせ、10月6日に『SSS LeatherExperience Project』という形でプロジェクトを立ち上げました。
「革を作る」・「革製品を造る」・「革の楽しみ方を創る」という3社がそれぞれの持ち味を生かし、皆さんに本物のレザーを知って頂き、その良さを身近に感じて頂こうという取り組みです。
山陽では、大きく3つの取り組みを行いました
「1.山陽レザー教室」「2.レザー・ワークショップ」「3.革の販売」です。
山陽レザー教室では、革が出来ていく過程、革の特徴、そして革を作ることはサステナブルな取り組みであることをお話しさせていただきました。
鞣しのメカニズムや「原皮」から皆さんが目にする「革」になる間には、24以上の工程を経ている事をパネルや実際の革を見て・触れて頂きながらご説明しました。また革が作られることで、廃棄物の軽減、資源のアップサイクルに繋がり結果としてサステナブルな環境づくりに繋がっていることも知って頂きました。
レザーワークショップでは、「レザーキーホルダー」「レザーリングメモ帳」を作ってもらいました。キーホルダー製作では、鞣し過程で出来る「革の端材」を使って、思いおもいの言葉を刻印して頂きました。リングメモ帳の製作では、リングメモの留め金を製造されている「ヒカリ株式会社」様よりご提供頂きましたリングおよびメモ用紙と、当社のレザーを使って、参加者様それぞれのカスタマイズ・メモ帳を製作して頂きました。
最後に革の販売では、当社で作っている様々な革をお持ちしました。
また、今回タンナーならではの商品として、革を乾燥させるときに使用する「タンナーズ・フック」をベルトに付けられるようにした「タンナーズ・ベルトループ」を販売し、『初めて見ました!』という声も頂きました。
レザーの使用用途というと、「靴」「カバン」「財布などの革製品」といったものが定番なのですが、少しずつアウトドア用品や日用品にも注目されてきている事を感じます。
今回のイベントでも、実際に本革に触れて頂き、改めてその良さに注目したという嬉しいお声も頂きました。
今後もこのようなイベントを通じて、レザーそして山陽の革の良さを知って頂ければと思います。
最後になりましたが、この度このような盛大なイベントにお声がけおよび随所にサポート頂きましたスノーピーク様、SSS LeatherExperience Projectとして当社の至らない部分を助けて頂き、また一緒にプロジェクトを行うという素晴らしい機会を頂きました(株)曽我部様、HikU様には心より御礼を申し上げます。ありがとうございました。
それでは、また。
次回に。
(謝辞)
この度の読み物の作成にあたりましてaicco design works(アイッコデザインワークス)のツジタシンヤ様から写真をご提供頂きました。ありがとうございました。
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