山陽Letter
【山陽レザー】#006 アーマー(グローブひも用革) ~「切れない革」を目指して
山陽Letter
今回は、山陽が初めて出展します「雪峰祭2022秋」(2022年10月15日 於:スノーピーク箕面キャンプフィールド)に向けて私たちの思いをお伝えしたいと思います。少しお付き合いください。
コロナ禍により生活様式が変化し外出機会は一時的に激減、いろいろな業界に影響を与えました。山陽を含むファッション業界も例外ではなく、大きな影響を受けました。
もともと紳士靴用の革をメインに製造する山陽にとってリモートワークが普及したことによる影響はかなり大きく、ここ数年は非常に厳しい状況が続いていました。
今まで通りの革の売り方・売り先だけではいけない、新たな分野にももっともっと革の良さを知ってもらいたいと思っていた矢先、キャンパーの中村さん(@omahadday)と革製品の職人の原さん(@sot_garden_bear)に出会うことができました。これまでとは違う分野に活路を探していた私たちにとって、アウトドアという新たな世界との素晴らしい出会いでした。
長く付き合っていける素材である革を作っている私たちにとって、原さんの「もっとモノを大切にしてほしい」という思いにはとても共鳴するところがあります。
スタンレーのボトルカバーの製作に協力させていただいた中村さんからは、ここには書き切れないくらい多くの熱い話をしてもらい私たちも良い影響をもらっています。「もっと自信を持ってください。こんな良い革を作っているんだから」と励まして頂いたこともありました。
きちんとメンテナンスしてあげれば一生使い続けることもできる素材、使い続けることで自分だけの味が出てくる素材、それが革の最大の魅力だと思っています。
革は、それぞれに質感などが異なりとても興味深い魅力があります。ぜひとも多くの方々に知っていただきたいというのが私たちの思いです。
こういったご縁から、スノーピークさんともお会いする機会をいただきました。
山陽が今置かれている状況を話し、今後はもっともっと革の良さというものを多くの方に知っていただきたいという思いを伝えたところ、なんとこの度、スノーピークの一大イベントである「雪峰祭」に参加してみませんか?という大変ありがたい提案を頂きました。
もちろん回答は「喜んで!」と即答です。
ということで、10月15日・16日に開催される「雪峰祭」にてキャンパーの中村さんが所属するアウトドアクリエーター集団「HikU」さん、原さんが勤務されている老舗カバンメーカー(株)曽我部さんとともに3社コラボレーションという形で出展させていただけることになりました。
<スノーピーク様・(株)曽我部 様・HikU 様・(株)山陽 のキックオフミーティング in 山陽本社>
お越しくださった皆様には革に直接触れていただき、その魅力を存分に感じ取ってもらえるような企画を考えております。
企画内容は、SNSなどで発信していきます。今後もチェックをお願いします。
当日皆様にお会いできること、そしてレザーのファンになっていただけることを楽しみにしています。
雪峰祭 (株)山陽 出展のご案内
■出 展 日
2022年10月15日(土)
※雪峰祭は10月15日(土)~16日(日)の2日開催です。
■場所
スノーピーク箕面キャンプフィールド
(大阪府箕面市下止々呂美962)
https://www.snowpeak.co.jp/locations/minoh/
今回は、ここまで。
それではまた次回に。
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