株式会社山陽

 

NOTE

TAANNERR(タァンネリル) 発売直前レポ

こんにちは。
今回が2022年9月の最後のNOTE(読み物)です。
当社 株式会社 山陽は、1911年10月6日に創設されました。ちょうど1週間後に創立111年を迎えます。
この記念すべき111年目の日に合わせて、山陽が革を愛する方、これから革製品を使ってみたいと思われている方に向けた新レザーアイテムブランド「TAANNERR(タァンネリル)」の販売を開始します。今回は、発売開始の直前レポをお届けしたいと思います。

TAANNERRは、革の聖地 姫路で革づくりに取り組み、革という素材を知り尽くしている山陽が満を持して開発したアイテムであることは、前回の読み物でご紹介していましたが、発売を迎えるまでは平坦な道ではありませんでした。

革という素材を作るタンナーならではの「革製品」を作ろうというプロジェクトが発足したのは、2年前に遡ります。社長の戸田が「革製品を作る企業・工房に愛されている山陽のレザーを、私たちから直接消費者の方々に届けていきたい」と考えたのが始まりでした。程なく社内の若手社員を中心にプロジェクトが作られ、進められました。

しかし、ひとえにタンナーならではと言っても、私たちは革という素材の事を知っていても革を製品化するという経験は多くはありませんでした。

そこで、どのような革製品が必要とされているのかという市場の調査から始まりました。また製品デザインについても手探り状態ではありましたが、単に素材だけを提供して他社がデザインし、作ってもらうという方法は取りたくありませんでした。
そこで、当社の技術社員がまずは独学で革製品の製法や金具・部材などについて学び、製品のデザインを作っていきました。実際の製作にあたっては信頼できる製作会社の職人・技術者と綿密な意見交換、打合せを行い、当社のコダワリが詰まった製品が出来ました。

第1弾は、「ピット槽で作った本ヌメ革」を存分に生かしたラインナップとしました。
ピット槽で約1ヵ月間、漬け込んだヌメ革は、日本全国でも数社しか行われていない伝統的かつ希少な製法で作られています。
また天然素材であるミモザのタンニンのみで鞣されている為、環境にもやさしい製品になっています。

今回、バッグを2種類と革小物5種類をお届けします。
バッグは、「ビジネスバッグ」と「トートバッグ」です。

革小物は、「長財布」「折り財布」「コインケース」「キーケース」「カードケース」です。

詳しくは、1週間後の発売にご期待ください。

本日はここまで。

また次回に。


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