山陽Letter
【山陽レザー】#006 アーマー(グローブひも用革) ~「切れない革」を目指して
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今回は、11月18日~27日にわたり開催されている山陽のレザーアイテムブランドTAANNERRのポップアップ店の取材レポートです。
この度のポップアップ店の舞台は、神戸です。JR神戸線および阪急の三宮駅から元町駅に続く「三宮高架商店街“ピアザ神戸”」にて出店しました。
三ノ宮駅もしくは元町駅から高架下に入ると多くの店舗が軒を並べています。私が若かりし頃は、高架下というと「少しマニアックで個性的な店」というイメージがありましたが、久しぶりに通ってみると、他の商店街にはない個性は感じるものの「ドトールコーヒー」や「タリーズコーヒー」など見慣れた店舗の看板も目にします。
さてTAANNERRのポップアップ店は商店街のちょうど中央くらいの位置にあります。三宮駅や元町駅から徒歩5分以内で、他の店舗も見ながら歩くとすぐに到着!といった印象です。
看板には黒いレザーが使われ、モノクロームの色調で「TAANNERR」のロゴが大きく掲げられています。
店舗の奥行は2メートル弱といったところですが、この度発売しました「ビジネスバッグ」「トートバック」「長財布」「折り財布」「コインケース」「カードケース」「キーケース」と全アイテムが展示されています。
全体的に落ち着いたアンティークな雰囲気と山陽から発売したブランドであることを感じて頂けるような展示になっています。
私たち山陽は、2022年10月6日に創業111年を迎えた歴史あるタンナー(製革業者)です。
そこで今回、その歴史を少しでも感じてもらえるモノを展示用具として活用しています。
まず財布、カードケース、キーケースを展示している机は、1928年製の作業机です。当社には、過去からの革の調色レシピを保管・管理業務を行っている「2号室」と呼ばれる別館があります。そちらで長く使われている机を活用しました。
このような歴史ある品物と新しいアイテムであるTAANNERRという取り合わせも感じて頂ければと思います。
また店舗の右側には、革を展示しています。これは、当社のカーフおよび本ヌメ革です。まさにTAANNERRのアイテムたちが作られている素材です。多くの方は一枚ものの革を見る機会が多くないと思います。また使われている革製品の素材となるとなかなか見ることは無いのではないかと思い、この度展示しています。商品とともにこちらにも注目して頂けましたらと思います。
10月6日の発売以来、ネットでの販売の為に実際の商品を皆様に見て触って頂く機会が多くなく、早く私たちも皆様に見て頂きたいと思っていました。ぜひTAANNERRのアイテムたちをご覧いただけましたら幸いです。
今回、取材しました時には、あいにくの曇り空だったのですが月に1回開催されている「ピアザマルシェ」の日でした。商店街を南に出た路には、雑貨、軽食などのテントが並び、多くの方々が思いおもいにショッピングを楽しまれていました。
(テントの中にTAANNERRのポスターも発見!)
ポップアップ店は、まだまだ開催中です。ぜひ足をお運びください。お待ちしています。
今回は、ここまで。
また次回に。
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