山陽Letter
【山陽レザー】#006 アーマー(グローブひも用革) ~「切れない革」を目指して
革製品について
こんにちは。
前回はいかがでしたでしょうか。引き続き「財布について」の3回目です。
長財布、二つ折り財布とご紹介してきましたが、今回はちょっと変わった財布たちです。ご覧ください。
前回ご紹介した二つ折り財布をさらに1回折り曲げた形です。小銭入れが外側についているものが多いですね。別名では「三つ折り札入れ」とも言われています。
小銭をスムーズに取り出したいという方に向いていそうな気がします。
お札を金具で挟んで二つに折るタイプの財布です。「マネークリップ」という名前の方がピンとくるという方も多いのではないでしょうか。こちらは個人的に「お札だけをスマートに持ちたい」という方向けのように感じます。ちなみに日本では下からお金を挟む金具が好まれ、アメリカなど海外では上からお金を挟む金具が好まれるとか。
こちらは、小銭を入れることを目的にした財布です。皆さんもよく使われているのではないでしょうか。形としては「馬蹄形」(馬のひづめのように1辺が半円になっているもの)、「ボックス型」(ふたを開けると立体的にボックスの形になるもの)、「笹マチ型」(横から見ると三角形になるようなマチのもの)などがあります。
言わずと知れた小銭を入れるための代表的な形の財布。開口部が大きく「パチッ」と閉まる感じ印象的です。ファンの方も多いのでは。ちなみにがま口というと日本独特の「和」な感じがしますが、実は明治時代にヨーロッパから伝わったものだそうです。
さていかがでしたでしょうか。
皆さまもこの春にぜひ「お気に入りの一品」を探されてみては。
ちなみに山陽が自信を持ってご提供するレザーアイテムブランド「TAANNERR」でも長財布、二つ折り財布、小銭入れがございます。
明治41年から続く老舗タンナーとして素材であるレザーには特にこだわった逸品です。
こちらもご覧頂けましたら幸いです。
それでは、本日はここまで。
また次回に。
<参考資料・図の引用元:レザーソムリエ公式テキスト(日本革類卸売事業協同組合 発行)>
※レザーソムリエについてはこちらをご参照ください。
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