山陽Letter
【山陽レザー】#005 サバナオイル/サバナワックス
山陽Letter
記録的な寒波や豪雪など、寒く厳しかった2月が終わり、3月も上旬が過ぎました。気温も一桁台でしたが、3月に入ると10℃以上の日が続き、20℃を超えるという日もありました。
暖かくなって、なんとなく気持ちもほぐれてくる、そんな感じになってこられている方も多いのではないでしょうか。
さて山陽では、春一番のイベントとして「TAANNERR POP UP STORE in ピオレ姫路」を開催しました。
その最終日である3月12日(日)の模様をレポートしたいと思います。
この度のポップアップストアの期間や場所は以下でした。
まず今回、ポップアップストアを出店させて頂いたピオレ姫路ですが、JR姫路駅に隣接された地下1階~6階のショッピングビルです。すっかり姫路の「玄関口」「顔」といった雰囲気になりましたね。
それに、ピオレ姫路からは「世界遺産・国宝 姫路城」がしっかりと見えます!
じつは今回、このピオレ姫路での出店を決めた理由の一つに、「私たち、株式会社 山陽を育んで頂いた“姫路”からTAANNERRを発信したい!」という思いがありました。
TAANNERRに使われている革は、もちろん100%「山陽レザー」が使われています。このMade in HimejiともいうべきTAANNERRは、「姫路ブランド」として発信・展開していきます。
まさに今回のポップアップストアは、「地元 姫路の皆さんへのお披露目!」という思いを込めて、私たちは5日間運営してきました。
そう、「姫路は革の聖地」なのです。
少し前置きが長くなりましたが、TAANNERRのポップアップストアは、4階のエスカレータ横の一角に出店いたしました。
本日は多くの方がショッピングや休日のひと時を楽しまれています。
大きな通りに隣接するスペースにTAANNERRの第一弾プロダクトのピットヌメ(ピット槽で鞣した本ヌメ革)の全アイテム・全色をお披露目いたしました。
上品な艶感ときれいな肌目こそがこちらのアイテムの真骨頂です。
なかなか写真ではお伝えし難いのですが、実際に見て頂くとその違いを感じて頂けると思います。
そしてしっかりと経年変化を感じながら、長く使って頂ける“本物の革製品”です。
山陽の社員である私が言うのも何なのですが、「有りそうで、どこにもない無い“逸品”」、「当たり前に手元に置きたい一品」という言葉がぴったりくる製品だと思います。
皆さんの中にも、「“本革の財布・鞄”を買ったけど、数年経つと内側の部分がボロボロに割れてきたり、べちゃべちゃに溶けたようになった」「本革なのに、あまり飴色に変化しない」といった事をご経験されたことは無いでしょうか?
これらの原因は、①内装等に合成皮革が使われており、時間経過とともに合成皮革部分が加水分解を起こしてしまったという事や、②経年変化を感じたい製品に適切な革が使われていなかった。(もともと経年変化が起こりにくい革を使っていた)といったような事が上げられると思います。
私自身の経験談ですが、「当たり前に長く使えて、使うほどに満足感が得られる」という製品に巡り合うのは簡単なようで難しい事だと思うのです。
手前味噌かもしれませんが、TAANNERRでは、そういった“違和感”が可能な限り起こらないように、素材選定を行っています。(※)
今回のピオレ姫路での展示・販売は、3月12日で終了しましたが、今後もTAANNERRを直接見て頂けるポップアップストアを企画しています。
また山陽WEBサイトやTAANNERRサイトで告知していきますので、よろしくお願いいたします。
それでは、今回はここまで。
また次回に。
(※)革製品を長くお使い頂く為には、使われる方の「メンテナンス」も重要です。TAANNERRでは、皆さまにメンテナンスしながら製品をお使い頂けるようにクリームとクロスも同梱しています。
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