山陽Letter
【山陽レザー】#006 アーマー(グローブひも用革) ~「切れない革」を目指して
山陽Letter
こんにちは。
これまでいくつかの革にちなんだ記念日をご紹介してきました。
「カバンの日(8月9日)」「革製品を贈る日 ~サンクリスピンデー(10月25日)」です。
他にもありますので、また順次ご紹介できればと思っているのですが、今日お話しするのはその中でも大本命である「革の日」です。そして今日11月3日が、その「革の日」なのです。
その語源は「いい(11)レ(0)ザー(3)」と読む語呂合わせから決められたと言われています。
一般社団法人 日本皮革産業連合会が制定し、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された記念日です。
11月3日というと一般的には「文化の日」という国民の休日なのですが、「革の日」でもあることも記憶に留めて頂ければ嬉しい限りです。
さて11月3日というと、私自身とても好きな日の一つです。
というのも過ごしやすい季節であることと「晴れの特異日」であるという事で「秋の休日」を満喫できる日だからです。
私たち山陽がある兵庫県姫路市では、この11月3日を含む数日の間で、姫路城のお膝元の大手前広場で毎年「姫路城レザーフェスティバル」が開催されています。(山陽も昨年度から出店させて頂いています。)
また少し日程はずれますが、11月19日・20日には、兵庫県のもう一つの革の代表的な産地である「たつの市」では、「ひょうご皮革総合フェア2022&第29回たつの市皮革まつり」が開催されます。
爽やかな秋の日にお気に入りのレザーアイテムや革素材を見つけて頂ければと思います。
最後に「革の日」に込められたもう一つの思いもご紹介させてください。
「革の日」には、「日本の皮革製品に関する知識を広め、レザーの魅力とその価値をもっと知ってもらう」という思いが込められています。
「ジャパンレザープライド」の回でもお話しさせて頂いたのですが、革製品や革素材というと海外製のものが高級であり高品質という印象を持たれる方がいらっしゃるかもしれませんが、日本で作られた革素材・革製品も全く引けを取る物ではありません。むしろ「メイドインジャパン」というDNAが注ぎ込まれ世界でも高く評価されています。
しかし日本製の革を直接、一般消費者の皆さんに伝えることが遅れた為に、そのような印象を招いてしまったことも事実だと感じます。
私たち日本の製革、皮革産業に関わる者は引き続き、日本の皮革文化の素晴らしさを伝えていきたいと思います。
ぜひ今日、11月3日は、お気に入りのレザーアイテムを傍らにおきながら、日本の皮革・文化を感じて頂けましたらと思います。
それでは、本日はここまで。
また次回に。
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